こんにちは、ケントです。
今回は、愛犬との散歩中によくある「すれ違いの仕方」について、大型犬2頭を4年間育ててきた経験からお話しさせていただきます。
犬との暮らしの中で、散歩は毎日の大切な時間です。
その中で、ほかの飼い主様とすれ違う瞬間は少し緊張が走るという方が多いのではないでしょうか。
散歩中の挨拶の重要性
ぼくは約3年間、ドッグトレーナーさんにレッスンを受け、専門書や研究論文なども読み込んできました。
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その中で特に重要だと感じたのが、飼い主の心理状態が愛犬に与える影響です。
- 飼い主の感情は読まれる
- リードを伝って緊張感が伝わる
- 平常心を保つことを意識する
- 相手の犬も飼い主も敵ではない
これらのポイントを意識することで、愛犬も少しずつ落ち着いた散歩ができるようになっていきます。
すれ違うたびに飼い主が警戒態勢に入ってしまうと、愛犬も警戒モードに切り替わるというわけですね。
よくある対応とその問題点
散歩中によく見かける光景があります。
- 大型犬を見た瞬間に小型犬を抱き上げる
- 突然方向転換して逃げる
- 相手を警戒する素振りを見せる
- 挨拶もせずに通り過ぎる
これらは少なからず愛犬に「警戒心を煽る」行動になりかねないと考えています。
実は犬は飼い主の微細な変化を敏感に感じ取っています。
犬が察知する飼い主の変化
犬が感じ取る飼い主の変化には以下のようなものがあります:
- 歩調の変化
- 呼吸の乱れ
- 体の硬直
- 声のトーンの変化
これらの変化は、愛犬に「何か警戒すべきことがある」というシグナルを送ってしまいます。
あなたがもっているそのリードから、愛犬は微細な信号をキャッチしています。
平常心を保つことの大切さ
犬が吠えたり怒ったりする主な理由は「警戒心」です。
飼い主が警戒心をなくせば、自然と犬も緊張感から解放されるわけですね。
- いつも通りの歩調を維持する
- 相手の犬や飼い主に自然に挨拶する
- 周囲の環境を「当たり前」として受け入れる
- 必要以上に警戒しない
とはいえ、ぼくの愛犬イリーナもまだ完璧とは言えません。
常に練習、常に平常心、常に当たり前であることを意識します。
飼い主であるぼくが平常心を保つことで、以前に比べて他の犬への反応が格段に良くなってきました。
日々の積み重ねの成果は出ていると実感しています。
散歩中の出会いを「特別なこと」ではなく「当たり前のこと」として受け止められるよう、一緒に練習していきましょう。
ちなみにぼくが読んできた参考文献はここにまとめています。
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