こんにちは、ケントです。
今回は、子育てと犬育てから学んだ、大切な気づきについてお話ししたいと思います。
偉そうなタイトルをつけてしまいましたが、教育業に7年間従事した経験と、実際に子供2人と犬2頭を育てて多くの気づきを得ました。
子育てと犬の飼育、一見別々の話に見えますが、実は深いつながりがあると思っていて…
毒親にならないために気をつけていること
最近、「毒親」という言葉をよく耳にします。
ぼくも実は、自分の親との関係性について、複雑な思いを抱えて暮らしてきた過去があります。
そんな経験があるからこそ、子育てで最も意識していることは「毒親にならない」ことなんです。
僕の考えでは、子供ひとりひとり、それぞれにこの「毒親」という基準があると考えています。
親になって気づいたこと
過去をたまに振り返るんですけど、父も母も当時は必死だったんだろうなと、今なら少し理解できます。
スマホで情報が簡単に手に入る時代でもなく、みんな手探りで子育てをしていたはず。
反面教師にするという言葉で片づけてよいのか分かりませんが…
ぼくは当時の子供だった立場で、自分の子供に接することができます。
(抽象的ですみません、なんとなくニュアンスをくみ取ってもらえたらと思います)
- 干渉を避ける
- 型にはまった教え方はしない
- 多様な経験の機会を作る
- 考える力を育む環境づくり
例えば、「お箸は右手で持ちなさい」。
まぁマナー的な要素は一旦置いておき、左手がマッチする構造の人間もいるらしく…
こんな感じで、「これはこう決まっているから」で教えられることって多くなかったですか?
過去は過去、今は今です。
時代は変わりテクノロジーも大幅に進化したので、自分の子供にはその恩恵を存分に味わってほしい。
というか親が子に教えることって、ごくわずかになっている気がするんです。
大切なのは「ベクトル」の向き
子育てをしていると、ついつい「いい親になりたい」という思いが強くなります。
でも、それって自分中心の考え方ですよね…
子供に良い親だと思われたい、ちゃんと教育している親に見られたい。
これだと子供の気持ちを理解するところから大きく逸れてしまっていますよね。
子育ての本質とは?
ぼくが考える子育ては、「子供の可能性を広げること」。
これに尽きると思います。
「家業を継げ!」とか「あんなやつと結婚するな!」とか絶対言いたくない…。
そのために、基本的には放任主義を取り入れています。
放任≠放置
ちなみに、完全な放置とは違います。
- 悪いことはしっかり叱る
- 基本的な礼儀は教える
- 危険な行動は制止する
- 機会の提供を増やす
- 考える時間を十分に与える
子供って、やれと言ったら絶対にやらないんですよね。笑
言うこと聞かなすぎて、たまにブチ切れそうになる方も少なくないかと…
でも、実際に面白そうにやって見せたら、「ぼくもやってみたい!」ってすんなり動いてくれることがある。
子供の「気づき」を大切に
子供は案外、大人が考えている以上に物事を理解しています。
間違えることがほとんどですが、そこが一番大切な学びの機会。
間違えるからこそ、次は成功する。
この単純なプロセスって、人生で成功するための本質ですよね?
犬との暮らしから学ぶこと
実は、バッキーとイリーナとの暮らしは、子育てにも大きなヒントをくれています。
余談ですけどハスキーって犬の中でも特に言うこと聞かなくて、マジで苦戦するんです…笑
- 教育には時間がかかること
- 急ぐだけ空回りすること
- 予定通りにいかないこと
- 実は親に甘えていること
同じいきものではないけれど、共通しているところがあるんです。
ハスキーは遊び好きなところ、イタズラ好きなところ、でも実はしっかり考えているところ。
なんかちょっと賢い子供って感じなんですよね。
子供と犬の相乗効果
犬と暮らすことで、子供たちは自然と思いやりの心を育んでいます。
遊ぶ時も一人じゃないし、お散歩に毎日行けるし、お出かけの場所も様々。
これは、ぼくが子供の頃に経験できなかった夢でもあるんです。
子供のころは、家に犬がいる友達がうらやましかった。
よく妻と、「小さいころから大型犬と暮らしてみたかったよね」と話しています。
これからの教育で大切なこと
これからの時代、子供たちに必要なのは「自分で考える力」ではないでしょうか?
なんでもやってあげる系のママパパも多いと思いますが、うちでは絶対になんでもやりません。笑
もちろん、困っているときは助けるけど、決して子供のためにならないですよね。
あとは、時代の変化にしっかりついていくスキルも、今のうちに教えてあげたいです。
変化に対応する力、とでも言いましょうか。
具体的な取り組み
- 英語に触れる機会を作る
- プログラミングの基礎を学ぶ
- 様々な体験活動に参加
- 動物に触れる機会を増やす
- パソコンを使って遊ぶ
どちらかといえば、体験多めです。
聞くより見る、見るより触れる。
子供には退屈させる隙を与えず、たくさん遊んで疲れてもらいます笑
未来を見据えた準備
子供たちの将来がどうなるかは分かりません。
だからこそ、できるだけ多くの選択肢を用意してあげたいんです。
偉そうなことを言っているぼくも、下手すると毒親になってしまう可能性はあります。
ぼくたちにできることは、子供たちが自分の人生を自分らしく歩めるよう、見守る。
道を大幅に逸れてしまわぬよう、基本的なことは教える。
人生をどう楽しむかは、自分で選び実際に行動してもらう。
親は、子供が自分で道を切り開く「考え方」と「選択肢」を見せる。
そして、愛犬との暮らしを通して、ぼくも日々勉強中です。
以上、子育てと犬の飼育から学んだことについてでした。
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