こんにちは、ケントです。
今回は、子育てと犬のトレーニングから学んだ、「介入しすぎない」ことの大切さについてお話ししたいと思います。
実は最近、3歳の息子との関係で大きな気づきがあったんです。
犬のトレーニングで学んだことが、子育てにも応用できるってことに気づいて。
子育てって正解がないから悩むことも多いですけど、愛犬との関係から学べることがたくさんありました。
衝突が増える理由
最近、息子との間で「なぜか喧嘩になってしまう」パターンが増えてきて。
朝の準備でイライラしたり、お互いが感情的になったり。
よくある話だと思うんですけど、子供が言うこと聞かないときって下記のような傾向があるんです。
- 朝の準備で急かされる時
- 自分で考えたいことを先回りされる時
- 分かっていることを指摘される時
- 一人になりたい時に話しかけられる時
ぼく自身も子供だった頃の記憶を思い返してみると、「うるせえな」って思う瞬間が確実にありました。
今からやろうと思ってたことを先に言われたり。
分かってることを指摘されたり。
そういう時って、素直になれないんですよね。
- 自分なりに考えている時間が欲しい
- 親に頼らず解決したい気持ち
- 自我の成長による独立欲求
- 感情の整理をする時間の必要性
3歳でも、ちゃんと自分なりに考えてることがあるんです。
それを理解してあげることが、衝突を減らす第一歩だと思います。
子供の「放っておいて欲しい」サイン
子供が「何も言われたくない」と思っているサインって、意外と分かりやすいんです。
ぼくが息子を観察していて気づいたことを紹介しますね。
- 返事が素っ気ない
- 目を合わせたがらない
- いつもより動作がゆっくり
- 一人で何かを考えている様子
- 普段と違う場所にいたがる
こういう時に限って、親って心配になって声をかけちゃうんですよね。
でも実際は、そっとしておいた方がいいタイミングだったりします。
実践している対処法
ぼくが実際にやっている方法をお話しします。
朝の準備で息子がぐずぐずしている時、あえて急かさないことにしたんです。
結果的に幼稚園に遅れそうになることもありますが、それも含めて経験させる。
- 時間に遅れる感覚
- 周りに迷惑をかけること
- 親が困っている様子
- 自分の行動の結果
そして大事なのは、その日の夜に冷静に振り返ること。
感情的になっている時じゃなくて、お互いが落ち着いている時に話し合う。
これが一番効果的だと感じています。
犬のトレーニングから学んだこと
実は、この考え方はバッキーやイリーナとの関係から学んだことなんです。
シベリアンハスキーって、基本的に介入されたくないタイプの犬種なんですよね。
- 一匹狼的な性格
- 甘えたい時とそうでない時がはっきりしている
- やる気がある時とない時の差が激しい
- 自分のペースを大切にする
5年間愛犬と一緒に暮らして分かったのは、「何もしないで欲しい」時があること。
ご飯を食べたい時は食べたい。
でも食べたくない時は絶対に食べない。
トレーニングをやりたい時はやるけど、やる気がない時は全然ダメ。
犬と子供の共通点
この特徴って、子供にもすごく当てはまるんです。
- 自分のタイミングでやりたがる
- 気分によって反応が変わる
- 無理強いされると余計にやりたくなくなる
- 信頼関係があれば素直に従う
犬のトレーニングでは、「犬の気持ちを理解すること」が最も重要だと教わりました。
それって子育てでも同じなんですよね。
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適切な距離感の保ち方
じゃあ具体的にどうすればいいのか。
ぼくが実践している方法をお話しします。
- 子供の様子をよく観察する
- 先回りしすぎない
- 失敗も経験の一部として受け入れる
- 感情的になった時はいったん距離を置く
- 冷静な時に話し合いの時間を作る
特に大切なのは、「あまり気を使いすぎないことが一番の気遣い」だということ。
矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、これが核心だと思います。
放任主義との違い
ただし、これは放任主義とは違います。
必要な時にはちゃんと介入するし、叱る時は真剣に叱る。
でも、子供が自分で考えたいタイミングを尊重することが重要なんです。
- 安全に関わることは必ず介入
- 社会のルールは教える
- でも日常の小さなことは本人に任せる
- 困った時は助けを求めてくるまで待つ
子供って、相談したい時や甘えたい時は自分から言ってくるんですよね。
その「タイミング」を見極めることが、良い関係を築く秘訣だと思います。
衝突が多い時の見直しポイント
もし今、お子さんとの衝突が多いと感じている方がいれば、こんなことを振り返ってみてください。
- 先回りして口出ししすぎていないか
- 子供の気持ちを理解しようとしているか
- 一人になりたい時間を尊重しているか
- 感情的になって話していないか
結局のところ、子供も一人の人間なんです。
大人だって、「そっとしておいて欲しい」時があるじゃないですか。
それと同じことなんですよね。
犬のトレーニングを通じて学んだこの考え方は、子育てにもすごく活かせると実感しています。
完璧な親になろうとしなくても大丈夫。
お互いを尊重し合える関係を築くことが、一番大切なんじゃないかなと思います。
以上、子育てと犬のトレーニングから学んだ、介入しすぎないことの大切さについてでした。