こんにちは、ケントです。
今回は、なぜぼくがシベリアンハスキーを迎えることになったのか、そして迎えた時の体験談について詳しくお話ししたいと思います。
実は、これから大型犬を飼ってみたいと考えている方から、「なぜハスキーにしたんですか?」「最初は不安じゃなかったですか?」といった質問をよくいただくんです。
実体験ベースで、包み隠さずお話ししていきます。
動物が苦手だった過去
結論から言うと、バッキーとの出会いは「一目惚れに近い」ものでした。
でも実は、ぼくはもともと動物が苦手だったんです。
なぜなら、動物と触れ合った経験がほとんどなかったから。
犬も猫も小動物も、一度も飼ったことがありませんでした。
- 近所の柴犬によく吠えられた
- 匂いが気になっていた
- 触れ合う機会がなかった
- 「一生飼わないだろう」と思っていた
そんな状態で年齢を重ね、普通に社会人になったんです。
でも、結婚した後に妻から「犬を飼うならハスキーがいい」という話が出てきました。
妻は動物好きで、狼が好きだからハスキーに憧れていたんです。
ぼくは犬に全然興味がなかったんですが、たまたまYouTubeで「ハスキーってどんな犬種なのかな?」と調べてみることに。
YouTube動画との運命的な出会い
そこで出会ったのが、当時YouTubeでダントツ人気だった「ぶんちゃん」でした。
皆さんもご存知かと思います。
ぶんちゃんの動画を見た瞬間、完全にハマってしまったんです。
- 自由気ままな性格
- もふもふで可愛い外見
- 可愛さの中にある圧倒的なかっこよさ
- 綺麗な目と毛質
「これはめちゃくちゃいいんじゃない?」と思って、そこからぶんちゃんの動画を全部見漁りました。
食事シーンからお風呂のシーンまで、全部勉強させてもらったんです。
それで妻と「一回見に行こう」という話になりました。
最初は福岡でペットショップを当たっていったんですが、ハスキーはほとんどいないんですよね。
調べた結果、「ブリーダー」という存在を知りました。
犬種を専門で扱っているブリーダーがあるということで、熊本のブリーダーさんに連絡を取って予約を入れたんです。
ブリーダーでの衝撃的な体験
ブリーダーで出会ったのが、バッキーのお父さんとお母さんにあたる犬たちでした。
その時の衝撃は今でも鮮明に覚えています。
今まで見た犬の中で一番綺麗で、一番でかくて、一番かっこよかった。
「こんな生き物がいるんだ」と本当に驚きました。
- お母さん犬:優しくて大人しく、触ることができた
- お父さん犬:圧倒的な存在感で、最初は怖くて触れなかった
- 両方とも美しく、理想的な体格
ブリーダーさんも信頼できる方で、「ここならなんとかなるだろう」と思い、迎える決意を固めました。
まだ子犬がいなかったので予約をして、生まれたら連絡をもらうことに。
後日メールが来て、「男の子2匹、女の子3匹が生まれました」という連絡を受けました。
ぼくたちは最初から、ザ・ハスキーという感じのシルバーカラーを希望していたんです。
見に行ったら、もう完璧でした。
全部可愛すぎて、迷うことなく契約という流れに。
今でもあの時の嬉しさは覚えています。
迎えてからの現実と苦労
法律で生後50〜60日経たないとお迎えできないので、ある程度大きくなってからのお迎えでした。
ハスキーのパピーの可愛さは、本当にえげつないレベル。
度肝を抜かれるような可愛さがあるんです。
でも、迎えてからが大変でした。
- ブリーダーにいる時はおとなしかったのに、家に帰った瞬間うるさくなった
- 散歩が難しく、引っ張りが激しい
- 食欲旺盛で、とにかくよく食べる
- 抜け毛が半端じゃない
当時、ぼくは仕事が忙しくて妻に任せっきりの部分があったんですが、本当に大変だったと思います。
それでトレーニングに通うことにしたんですが、最初に福岡で通ったトレーニングはうまくいきませんでした。
ちょうどバッキーが半年になる頃、もうかなり大きくなっていたタイミングで、ぼくが埼玉に転勤することになったんです。
家族みんなで埼玉に移住という大きな変化がありました。
転機となったトレーニング体験
埼玉で、ぼくたちの人生を変える出会いがありました。
妻がドッグランに連れて行った時に、たまたま出会った人が良い先生を紹介してくれたんです。
無料体験レッスンに行ってみると、その先生のアプローチが今までとは全く違いました。
- テクニカルなことよりも犬の本来の習性を重視
- 無理のない、自然なトレーニング方法
- 厳しいけれど、犬にとって負担のないやり方
- 犬同士のグループセッションがメイン
他の犬がいる状態でのグループセッションを行うんです。
ラブラドールとボーダーコリーを飼っている方たちと一緒に、その方の家でセッションを受けました。
約2年間通った結果、劇的に良くなりました。
もう雲泥の差というレベルです。
- 甘噛みをしなくなった
- 引っ張りが普通レベルに
- 散歩が余裕でできるように
- 喧嘩をしなくなった
- どの犬とも仲良くできるように
バッキーは本当にお利口な犬に育ってくれました。
もちろん、ちょっとした悪いところはありますが、それは性格の誤差の範囲。
本当にあの先生に感謝しかありません。
その後、福岡に戻ってきて、そこからイリーナをお迎えすることになりました。
イリーナは友達が飼っていた犬だったんですが、都合が悪くなって飼うのが困難になったという事情を聞いて。
実はバッキーの実の妹だったので、「それならうちにおいで」という感じで家族に迎えたんです。
こうして、ぼくたちが学んできた内容をインスタやブログで発信するようになり、共感を生んで今に至るという流れです。
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振り返ってみると、動物が苦手だったぼくが、今では大型犬2頭と暮らしているなんて、人生って本当に分からないものですね。
でも、あの時YouTube動画を見て、ブリーダーに足を運んで、良い先生に出会えたからこそ、今の生活があるんだと思います。
これからハスキーや大型犬を迎えようと考えている方の参考になれば幸いです。