犬・ドッグフード

【失敗談】大型犬との暮らしで失敗した5つのこと。環境作りの重要性について

こんにちは、ケントです。

今回は、大型犬との暮らしで一番きつかったこと、失敗したことについてお話します!

以前インスタでこんな発信をしました。

たくさんの方からDMで相談を受けるのですが、特に多いのが「環境作り」と「トレーニング方法」についての悩み。

ぼくも当時は全くの初心者で、本当に大変な時期を過ごしてきました。

本記事の内容

この記事を通して、ぼくの経験が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

最大の失敗


最大の失敗は、早い段階でトレーナーに相談しなかったことです。

自己流の限界

バッキーを迎えた当初、ぼくは「自己流でなんとかなるだろう」と思ってたんですけど…

一応インターネットや本で勉強して、それなりに頑張ってはいたんです。

でも、実際に犬を迎えてみると、本では分からない様々な課題が出てきました。

プロの知見の重要性

ぼくはこれらのことを学びました。

トレーナーさんから学んだこと
  • 犬種ごとの特徴と性格の違い
  • 適切な運動量の設定方法
  • 効果的な発散方法のバリエーション
  • トレーニングのタイミングと順序
  • 問題行動への具体的な対処法
  • リードワークの基本と応用
  • 食事の与え方とタイミング

例えば、ハスキーの場合、単純な散歩だけでは運動不足になってしまいます。

トレーナーさんから教わった本当の運動量は、一般的な散歩の10倍以上が必要だそうです。

そのため、以下のような工夫が重要とのこと。

効果的な運動方法
  • 散歩+ドッグランでの全力疾走
  • 頭を使うノーズワーク
  • ガウガウ遊びでのストレス発散
  • ボール遊びでの集中力トレーニング
  • アジリティで運動能力の向上

特に重要なのが、「体を使う運動」と「頭を使う運動」を組み合わせること

これによって初めて、ハスキーの持つ膨大なエネルギーを健全に発散させることができるんです。

組み合わせのコツ
  • 朝:30分の散歩+15分のノーズワーク
  • 昼:庭での短時間トレーニング
  • 夕方:1時間の散歩+ドッグラン
  • 夜:おもちゃを使った室内遊び

このように、ただ歩かせるだけではなく、メリハリのある運動プログラムを組むことで、より効果的な運動が実現できます。

トレーナーさんからは、運動以外にも様々な知識を学ばせていただきました。

その他の重要ポイント
  • 甘噛みの適切な制止方法
  • 食事の量と時間の調整法
  • 他の犬との接し方のルール
  • 留守番トレーニングのステップ
  • トイレトレーニングの効果的な方法
  • 無駄吠えの防止テクニック
  • 飼い主との信頼関係の築き方

これらの知識は、本やインターネットだけでは得られない、実践的で具体的なものばかり。

早い段階でトレーナーさんに出会えていれば、もっと効率的に愛犬との関係を築けていたはずです。

これはマジで大きな後悔。

当時のバッキーには迷惑かけたなぁ……。

環境面での苦労

環境面で特に苦労したのが、賃貸での暮らしでした。

困ったポイント
  • フローリングが滑りやすく危険
  • 収納スペースの絶対的な不足
  • 近隣への騒音や臭いの配慮
  • 物件探しの選択肢の少なさ
  • 引っ越し時の制限と条件

皆さんも経験あると思うのですが、賃貸って超制限だらけですよね……

かなり広めの空間がとれるなら問題ないのですが、日本の平均的な賃貸で大型犬は厳しすぎる。

予想以上にたくさんの物が必要になんですよね。

必要なもの一覧
  • 大型のクレートやケージ(予備含む)
  • 大容量のドッグフード(保管場所)
  • おもちゃや寝床の複数セット
  • トレーニング用の様々なグッズ
  • 衛生用品と掃除道具一式
  • 散歩用品(リード、ハーネス等)
  • 緊急時の医療品セット

特に大型犬の場合、サイズが大きい分、余計に場所をとります。

具体的な必需品
  • 床材(滑り止めマット、人工芝)
  • 食器類(食器台、水飲み、予備セット)
  • グルーミング用品(ブラシ、クリッパー)
  • シャンプー類(ドライシャンプー含む)
  • 消臭・除菌スプレー各種
  • ウェットティッシュ(大容量)
  • タオル類(体拭き用、足拭き用)

さらに季節ごとに必要なものも。

季節別アイテム
  • 夏:冷却マット、扇風機、日よけ
  • 冬:ホットカーペット、保温グッズ
  • 雨季:レインコート、足拭きタオル大量
  • 換毛期:専用バキューム、集毛グッズ

これらの物は常に清潔に保ち、定期的な交換や補充が必要です。

ちょっと余分に出しているところはありますが、かなりの量ですよね…

メンテナンス頻度
  • 食器:毎日洗浄
  • タオル類:2-3日で交換
  • おもちゃ:週1回の洗浄
  • 寝床:週1回の洗濯
  • 消耗品:月1回の補充

これだけの物を収納するスペースも必要になってくるので、住居選びの段階から考慮に入れる必要があります

子育てとの両立で大変だったこと


子育てと犬の世話の両立は、想像以上に大変でした。

大変だったこと
  • 朝の散歩と子供の準備の時間配分
  • 夜の散歩と子供の就寝時間の調整
  • 休日の遊び方とバランス
  • 掃除の頻度増加による負担
  • 子供の友達が来た時の対応

特に朝はつらい…。子供の準備をしながら、愛犬のご飯や事前の散歩

妻と交代で対応していましたが、予定通りにいかないことばかり。

子供と大型犬が一緒に生活する上で、安全面での配慮も欠かせません。

注意していたこと
  • 子供の突発的な動きへの対応
  • おもちゃの使い分け
  • 食事スペースの区分け
  • 遊び場所のゾーニング
  • 来客時のルール設定

まぁでも、大変なことばかりではありません。

子供と犬が一緒に育つことで、素晴らしい効果も感じています。

良かったこと
  • 子供の責任感が育つ
  • 生き物への思いやりを学ぶ
  • 運動量が自然と増える
  • 家族の会話が増える
  • 情操教育につながる

子供とイリーナの関係も良好で、お互いを思いやる気持ちが育ってきたのを感じます。

住居選びのポイント


後から分かった、大型犬との暮らしに適した住居の条件です。

住居の重要ポイント
  • 玄関の広さ(散歩後の手入れスペース)
  • リビングの床材選び(滑り防止)
  • 庭やバルコニーの有無
  • 洗い場へのアクセス
  • 収納スペースの確保
  • 近隣のドッグラン情報
  • 獣医さんまでの距離

特に玄関は、雨の日の足拭きや体拭きのために、最低でも2畳以上のスペースが必要。

家の条件だけでなく、周辺環境も重要です。

確認すべき環境
  • 散歩コースの安全性と距離
  • 近隣の公園の利用規則
  • 24時間対応の動物病院の有無
  • ペットショップやトリマーの場所
  • ご近所さんのペット事情

こんな感じで、結構面倒な下準備が必要、、、

適当に一戸建てを購入して、後悔している人も少なくないんですよね。

理想的な準備とは


理想的な準備は、「モノ」「環境」「心」の3つの観点から考えましょう!

具体的に
  • 金銭的な余裕(医療費や予期せぬ出費)
  • 十分な広さの住環境と周辺施設
  • 信頼できるトレーナーとの出会い
  • 家族全員の理解と協力体制
  • 近隣への事前の挨拶と関係作り
  • 緊急時の対応プラン

最低でもこれくらいのチェックは必須です!

一個でも妥協すると大きなストレスの原因になりやすいので、夫婦でよく話合うことも必要ですね。

必要な費用
  • 初期費用:20-30万円
  • 月々の維持費:3-5万円
  • 年間の医療費:5-10万円
  • トレーニング費用:月1-2万円
  • 緊急時の予備費:最低20万円

ぼくの経験上、一番お金がかかるのは初期費用。

トイレシーツは何千枚あっても足りません…笑

慣れるまでは大きな出費も覚悟しましょう。

心構えの大切さ

特に大切なのは、「完璧な準備」を目指すのではなく、「必要最低限の準備」をしっかりすることです。

環境が整っていないままのスタートは、飼い主も犬も計り知れないストレスを抱えてしまいます。

特にお金がないのは辛い…。

具体的な心構え
  • 最低1年間は生活スタイルが大きく変わる覚悟
  • 家族全員での協力体制の確立
  • 近隣トラブルへの対応準備
  • 継続的な学習の必要性の理解
  • 経済的な計画の見直し

まぁでも、きちんと準備をして迎えれば、大型犬との暮らしは本当に素晴らしい!

当時は辛かったけど、愛犬との暮らしはかけがえのない日々となっています。

以上、大型犬との暮らしで経験した失敗と学びについてでした。

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ケント

ペット系インフルエンサーとして活動中。
TikTokとInstagramで総フォロワー6万人、ドッグフード等のPR実績は30社以上。
ブログや動画を中心に情報発信を行っています。